[Mac] Finderに表示されないライブラリ(Library)フォルダ等を表示する

Macでは通常、アプリケーションが利用する設定情報など重要な情報は /Users/ユーザー名/Library に保存されてます。
しかし、このフォルダは重要なのでFinderからは通常見えなくなっています。

どこで可視/不可視を判別をしているかというと、各ファイル(フォルダ)にはchflagsというコマンドで設定できるフラグが設定されています。
これは以下のようにlsコマンドにOオプションをつけると確認できます。

$ ls -lO /Users/hoge/
total 0
drwx——+ 10 hoge staff – 340 5 13 01:08 Desktop
drwx——+ 33 hoge staff – 1122 2 27 02:19 Documents
drwx——+ 15 hoge staff – 510 5 16 16:12 Downloads
drwx——@ 61 hoge staff hidden 2074 5 17 09:57 Library
drwx——+ 3 hoge staff – 102 10 3 2015 Movies

グループ名の後ろにhiddenという表示が確認できると思います。このフラグをFinderが確認して非表示にしています。

これを取り除いてFinderに表示させるには次のコマンドを実行します。

$ chflags nohidden ~/Library

これで表示されているかと思います。

再度表示にするには次のように実行します。

$ chflags hidden ~/Library

[Mac] Finderで見えないファイルを表示する

Finderを使っていると「.(ドット)」で始まるUNIX特有の不可視ファイルやシステムが利用する重要なファイルなど、一部不可視設定になっているファイルがFinder上で表示されなくなっていると思います。

これらはターミナルからコマンドを使うとアクセスすることができますが、以下のコマンドを実行することでFinder上からも見えるようにすることができます。

$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool true
$ killall Finder

元に戻すときは次のコマンドを実行します。

$ defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles
$ killall Finder

まぁ、設定するのにターミナルが必要なので、だったらターミナルからアクセスすればいいじゃんって気がしなくもないですが、どうしてもFinderからアクセスする必要があれば設定してみてください。