CentOSにてIPv6を無効にするには

CentOSではIPv6が有効になっているため、ifconfigを実行すると次のようにリンクローカルのアドレスが設定されていることが分かります。

eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 52:xx:09:00:xx:02

inet addr:xxx.xxx.xxx.xxx Bcast:xxx.xxx.xxx.255 Mask:255.255.255.0

inet6 addr: fe80::xxxx:xxxx:fe00:xxxx/64 Scope:Link ←この部分

無効にするには、まず /etc/sysconfig/networkに次の行を追加します。

NETWORKING_IPV6=no

次のようにして/etc/modprobe.d/disable-ipv6.confを追加します。

sudo echo “options ipv6 disable=1 ” > /etc/modprobe.d/disable-ipv6.conf

また、ip6tablesは不要になるので自動起動を無効にします。

sudo /sbin/chkconfig ip6tables off

以上を設定した後で再起動するとIPv6が無効になります。

/sbin/ifconfig -a

を実行し、インターフェースにIPv6のアドレスが設定されていなければOKです。

追記:
CentOS7では、上記の方法で出来ませんでした。
CentOS7では、

echo “net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1” > /etc/sysctl.d/disableipv6.conf

上記のコマンドを実行後、再起動すると無効にできました。
もしかしたら、同様の方法でCentOS6でも無効化できるのかもしれませんが、試していません。