LVMで論理ボリュームのサイズを変更する

LVMではスナップショット機能を有効にすることができますが、既に物理ボリュームを限界まで使ってパーティションを作っているとスナップショット用に領域を作れません。
新たにディスクを買い足すなどしてボリュームを追加する方法もありますが、論理ボリュームに空きがあればサイズを変更してスナップショット用の領域を空けることが出来ます。

まず、パーティションをumountしておきます。

rootパーティションなどはアンマウントできないため、インストールCDなどから起動します。

一旦、ファイルシステムに対してfsckをかけます。

# e2fsck -f /dev/VolGroup00/LogVol00

resize2fsでファイルシステムのサイズを変更します(この例では20Gに変更)

# resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00 20G

lvreduceで論理ボリュームのサイズを変更します。

# lvreduce -L 20G /dev/VolGroup00/LogVol00

lvdisplayコマンドでサイズを確認するとサイズが変わっていると思われます。

# lvdisplay /dev/VolGroup00/LogVol00

— Logical volume —
LV Path /dev/VolGroup00/LogVol00
LV Name LogVol00
VG Name VolGroup00

略

LV Size 20.00 GiB

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